コレクション Collection

東京都庭園美術館では、建物公開事業に活用するため、旧朝香宮邸やアール・デコ様式との関連を有する美術品や資料を収集・保管しています。このページでは、東京都庭園美術館が収集・保管している美術品・資料等をご紹介しています。
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In its quest to put the Former Residence of Prince Asaka to its best possible use, the Tokyo Metropolitan Teien Art Museum is engaged in creating and maintaining a collection of artworks and documents pertaining to Art Deco and the Residence itself. The Collection is a database listing the materials and artworks in the Museum’s collection.

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作品情報Identification
  • 作品名 Title :

    ポスター《現代装飾美術産業美術国際博覧会》

    Poster for Exposition Internationale des Arts Décoratifs et Industriels Modernes

  • 作者 Artist :

    エミール=アントワーヌ・ブールデル
    Émile-Antoine Bourdelle

  • 制作年 Date :

    1925年
    1925

  • 寸法 Dimensions :

    40.5×60.0㎝

  • 収蔵番号 Collection Number :

    2004-0331-03

  • 数量 :

    1

  • 素材技法 :

    紙、リトグラフ

  • タグ :

    1920年代 / アール・デコ / 万国博覧会 / デザイン

作家解説

■エミール=アントワーヌ・ブールデル(Émile-Antoine Bourdelle, 1861-1929)
彫刻家。少年時代からデッサン・彫刻に対する興味を示し、1876年にトゥールーズの美術学校で学んだ。その後、1884年に奨学金を得てパリ国立美術学校に入学し、2年間アレクサンドル・ファルギエールの工房で学ぶ。1886年に学校を退学し、アカデミズムから離れて独自の新しい表現を求めるため、 1893年から彫刻家として名をはせていたオーギュスト・ロダンの助手となる。モントーバン市の依頼により、1897年に《1870年の戦士たちのための記念碑》の制作に着手した。1908年にロダンの元を離れ、1909年に《弓をひくヘラクレス》を制作してサロンに出品し、ロダンの後継者としての地位を確立した。1911年には、ガブリエル・トマからの依頼を受け、モーリス・ドニと共にシャンゼリゼ劇場の装飾に携わる。第一次世界大戦中は、《アルヴェアール将軍記念碑》や《セレネ》の制作を行い、戦後はよりモニュメンタルな作品制作にあたった。1924年にレジオン・ドヌール勲章を受章している。1925年のアール・デコ博では、第一次世界大戦へのアメリカ参戦を記念してフランス政府より依頼を受けたものの、立ち消えとなっていたプロジェクト《フランス》の鋳造を依頼された。また、リュルマンの手がけた「コレクター館」に代表作である《弓を引くヘラクレス》を出品している。ブールデルは熱心な教育者でもあり、1909年からアカデミー・ド・ラ・グランド・ショミエールで教鞭をとり、教え子にはアルベルト・ジャコメッティやジョルメール・メシエらがいる。

作品解説Descriptions

1925年にパリで開催された現代装飾美術産業美術国際博覧会、通称アール・デコ博覧会のために制作された公式ポスターの一つ。

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