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建物公開2021 艶めくアール・デコの色彩

会期

2021424(土) - 613(日)

時間

10 18

(入館は閉館の30分前まで)
会場
東京都庭園美術館(本館+新館)
休館日
毎週月曜日
ただし5月3日(月・祝)は開館、5月6日(木)は休館
観覧料
オンラインによる日時指定制です。
観覧料一覧
一般 団体
一般 1,000円 800円
大学生(専修・各種専門学校含む) 800円 640円
中学生・高校生 500円 400円
65歳以上 500円 400円
建物公開2021 艶めくアール・デコの色彩 のチラシ

概要

本展は、1933年に竣工した旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館本館)の建築としての魅力を存分にご堪能いただくため、年に一度開催している建物公開展です。これまで当館では、建物の歴史や室内装飾、建築素材や各部のディティールなど、異なったテーマを毎年設けつつ、多様な角度から建物公開展に取り組んでまいりました。本年、2021年は室内空間を演出する要素の一つである「色」を切り口に、アール・デコの色彩にスポットを当てます。

フランス滞在中、その様式美に魅せられた朝香宮夫妻は、帰国後自邸の建設に当たりアール・デコの精華を積極的に取り入れました。当時の最先端かつ最高級の素材や技法を用いて建てられた旧朝香宮邸には、漆喰天井の白色、漆が塗られた柱の黒色、建具に用いられたメタリックカラー、木材や石材の天然色、多彩なガラスが放つ透明感、そして窓辺から望む庭園の豊かな緑・・・華やぎと落ち着きを兼ね備えたさまざまな色彩が存在し、約90年の時を経てもなお人々を魅了し続けています。

本展では旧朝香宮邸における色彩に改めて注目し、これまで培った調査研究の成果を公開するとともに、建物公開展では恒例となる邸宅空間の再現展示を行い、往時の趣を呼び起こします。また、新館ではアール・デコ期の絵画や書籍等を展示し、その色彩の特長を展観します。

皆さまの心に新たな彩りを添えるような機会になることを願い、展覧会を開催いたします。

みどころ

光が差し込む“アール・デコの館”
家具調度を室内に誂え、普段は作品保護を目的に閉じられている窓のカーテンを開け放ちます。外の庭園を望みながら、やわらかな自然の光を感じる邸宅空間でゆったりとした時間を過ごしていただきたいと思います。

貴重なオリジナル家具や室内装飾
建物公開展では、朝香宮邸で使用されていたオリジナルの家具や、現在も状態良く残る室内装飾も展示の見どころになります。宮邸当時の様子がわかる写真も一緒に展示室にてご覧いただけますので、ぜひ見比べてみてください。修理や修復を行いながらも大切に継承され、歴史の一端として残っています。

テーブルセッティングをはじめとした情景再現
本展では、テーブルセッティングの展示を行います。その他、随所に見られる情景再現から、邸宅として使用されていた往時の風景に想いを巡らせることができるのも建物公開展ならではの楽しみです。

展覧会基本情報

展覧会名
建物公開2021 艶めくアール・デコの色彩
会期
2021424(土) - 613(日)
会場

東京都庭園美術館(本館+新館)
東京都港区白金台5-21-9
ハローダイヤル 050-5541-8600

休館日
毎週月曜日
開館時間
10:00 - 18:00
  • (入館は閉館の30分前まで)
観覧料
オンラインによる日時指定制です。
一般 1,000円 (800円)
大学生 800円 (640円)
中学生・高校生 500円 (400円)
65歳以上 500円 (400円)
  1. 団体は20名以上

主催
東京都 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館
年間協賛
戸田建設株式会社、ブルームバーグ L.P.

写真撮影について

本展の会期中、写真撮影が可能です。撮影の際は以下の諸注意を必ずご確認いただき、館内スタッフの指示に従ってください。

  1. 当館は美術館です。まわりのお客さまのご迷惑になるような行為はご遠慮ください。ご配慮をお願いします。
  2. フラッシュ・レフ板・三脚・自撮り棒・望遠レンズのご使用はご遠慮ください。
  3. 安全確保のため、撮影をお断りするお声がけする場合がございます。
  4. 動画の撮影はご遠慮ください。
  5. 撮影機器の落下や展示品に触れる恐れがあるため、展示品の真上からの撮影や身を乗り出しての撮影はご遠慮ください。
  6. SNS等の写真の公開について、写り込んだ他のお客さまの肖像権に触れることがありますのでご注意ください。
  7. その他、作品や建物に危険が及ぶ行為は禁止です。