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建物公開2022 アール・デコの貴重書

会期

2022423(土) - 612(日)

時間

10 18

(入館は閉館の30分前まで)
会場
東京都庭園美術館(本館+新館)
休館日
毎週月曜日
観覧料
オンラインによる日時指定制です。
観覧料一覧
一般 団体
一般 1,000円 800円
大学生(専修・各種専門学校含む) 800円 640円
中学生・高校生 500円 400円
65歳以上 500円 400円

概要

1933年に竣工した旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館本館)の建築としての魅力を存分にご堪能いただくため、今年度も建物公開展を開催いたします。年に一度、これまで毎回テーマを設けて様々な角度から建物公開展に取り組んでまいりました。今回は、1920-30年代のアール・デコ期の貴重書に着目します。

1920年代の滞欧中、朝香宮夫妻は当時全盛期だったアール・デコの様式美に魅せられ、帰国しました。そしてこの白金の地に自邸を建設するに当たり、主要な部屋の内装設計をフランスの室内装飾家アンリ・ラパンに依頼し、ルネ・ラリックをはじめとしたデザイナーが参加するなど、フランス直輸入のアール・デコ様式を取り入れた邸宅が誕生しました。現在は美術館として活用していますが、内部の改造を僅かにとどめ、竣工時の様態を色濃く今に伝えます。

そうした背景から、当館ではフランスの装飾美術に関する書籍や雑誌、1925年のアール・デコ博覧会に関連した文献資料等を所蔵しています。本展では、当館が所蔵するアール・デコ期の貴重書を中心に、本館と新館それぞれに展示します。華やかなショーウインドウの写真集、博覧会やインテリアの特集雑誌、色鮮やかに表現された絵本など、当時の貴重書を通して装飾性豊かなアール・デコの世界へとご案内いたします。

また、本館では窓のカーテンを開け放ち自然の光を感じる空間で、家具や調度を用いた邸宅空間の再現展示をお楽しみいただきます。宮邸時代の雰囲気に想いを馳せながら、ぜひ建築や室内意匠にもご注目ください。

みどころ

本を開くと静かに奏でる、装飾性豊かなアール・デコの美
当館の所蔵品を中心に、1920-30年代の貴重書を約200点展示します。本館では貴重書を各室に配し、アール・デコ建築とのコラボレーションをお楽しみいただきます。新館の展示室では作品解説と共に一挙に展示し、華やかで魅惑的な当時のアール・デコの世界をご覧ください。

建物自体を純粋に楽しむ、貴重な機会
建物公開展恒例となる情景再現は見どころの一つです。本展では、大食堂のテーブルデコレーションなど、各室に合わせた再現展示を行います。旧朝香宮邸の建物自体が主役となる建物公開展では、壁・床・天井、建具や照明など、通常の展覧会ではあまり注目されない部分にフォーカスし、純粋に邸宅の雰囲気を味わうことができます。(写真は過去の展覧会の様子)

庭園の緑を窓辺から望み、季節を感じる
普段は作品保護のために閉じられている窓のカーテンを開け放つと、室内はやわらかな自然の光に包まれます。ゆったりと時間が流れる中、1日を通して様々な表情を見ることができます。
また、緑に囲まれた当館は季節によって異なる魅力があります。会期中の4月~6月は、気候に恵まれ新緑が心地よい時期に当たり、絶好のシーズンです。

展覧会基本情報

展覧会名
建物公開2022 アール・デコの貴重書
会期
2022423(土) - 612(日)
会場

東京都庭園美術館(本館+新館)
東京都港区白金台5-21-9
ハローダイヤル 050-5541-8600

休館日
毎週月曜日
開館時間
10:00 - 18:00(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
オンラインによる日時指定制です。
一般 1,000円 (800円)
大学生 800円 (640円)
中学生・高校生 500円 (400円)
65歳以上 500円 (400円)
  1. 展覧会チケットで庭園もご入場いただけます

主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館
年間協賛
戸田建設株式会社、ブルームバーグL.P. 、Van Cleef & Arpels

写真撮影について

本展の会期中、本館内での写真撮影が可能です。撮影の際は以下の諸注意を必ずご確認いただき、館内スタッフの指示に従ってください。

  1. まわりのお客さまの鑑賞の妨げとなるような行為はご遠慮ください。
  2. フラッシュ・レフ板・三脚・自撮り棒・望遠レンズのご使用はご遠慮ください。
  3. 安全確保のため、撮影をお断りするお声がけする場合がございます。
  4. 動画の撮影はご遠慮ください。
  5. 撮影機器の落下や展示品に触れる恐れがあるため、展示品の真上からの撮影や身を乗り出しての撮影はご遠慮ください。
  6. SNS等の写真の公開について、写り込んだ他のお客さまの肖像権に触れることがあります。当館では責任を負いかねますのでご注意ください。
  7. その他、作品や建物に危険が及ぶ行為は禁止です。
  8. 撮影は非営利目的の個人利用に限ります。商業撮影は、事前の申請が必要です。