あーととあそぶにわ「ちょうちょでじゃんけん」
あーととあそぶにわ「ちょうちょでじゃんけん」
東京都庭園美術館では、よちよち歩きさんから小学校低学年さんと、そのご家族を対象として、美術館や展覧会に親しむプログラム「あーととあそぶにわ」を、展覧会ごとに異なる内容で行っています。
まだ言葉を話さない赤ちゃんも、いつも走り回っている元気な子も、何かをじっと見て発見したり考えるのは大好き。アートを見ることも、遊びと同じように自然に楽しむことができます。でも、「びじゅつかん」っていう知らない場所は、あんまり面白そうじゃないなと思っているかもしれません。
「あーととあそぶにわ」は、美術館のお庭で絵本を読んだり、お絵描きしたりして、「びじゅつかん」や「あーと」のお話をします。家族で美術館を楽しむための、心の準備運動です。
暖かい春になると、いろんな色や形のちょうちょが
ひらひらパタパタと飛んできますね。
まず、ちょうちょのお絵描きをしてみましょう。
好きな色・好きな模様でいいですよ。
今度はそれをじーっと見比べて、
「ちょうちょでじゃんけん」をしてみます。
2017年 | 3月9日 | (木) | 12:00-15:00 | |
3月12日 | (日) | 12:00-15:00 | ||
3月19日 | (日) | 12:00-15:00 |
会場: 東京都庭園美術館 芝庭 (雨の場合には、本館1階のウェルカムルームで開催します)
事前申込不要・無料
*プログラム参加費は無料ですが、中学生以上の方は入場チケットが必要です。
*芝庭での「あーととあそぶにわ」のご参加には、庭園入場チケットまたは展覧会入場チケットが必要です。庭園入場料は一般100円、大学生(専修・各種専門学校含む)80円、中・高校生・65歳以上50円、小学生以下および都内在住在学の中学生は無料。庭園入場チケットで入った後で「やっぱり美術館の中にも入りたい」という場合には、美術館の受付にて差額のお支払で入館できます。
*ウェルカムルームで開催となった場合には、美術館本館内に入るため、展覧会入場チケットが必要になります。一般1,100円、大学生(専修・各種専門学校含む)880円、中・高校生・65歳以上550円、小学生以下および都内在住在学の中学生は無料。
*1回のプログラムは約30分です。12:00~15:00の間、同じプログラムを繰り返していますので、15:00までにいらしていただければ参加できます。
お問合せ先
東京都庭園美術館 事業企画係 あーととあそぶにわ担当
Tel 03-3443-0201 Fax 03-3443-3228
E-mail:info@teien-art-museum.ne.jp
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お顔がはっきり分かる写真については、保護者の方の承諾をいただいています。
関連展覧会
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明治七宝の誘惑―透明な黒の感性
2017年1月14日(土)–4月9日(日)
大人の方へ
- このプログラムは、「並河靖之七宝展」を小さなお子様にも楽しんでもらうために考えたものです。並河の七宝作品にはお花や蝶が数多く登場しており、とりわけ蝶は色合いや模様の違い、形や質感の違いなど個性豊かに描かれています。違いを見ることの面白さに気がついて欲しいということから、今回は自分の描いた絵と他の子の描いた絵をよく観察し見比べる「じゃんけん」をしてみます。見比べるといっても、絵の優劣を決める訳ではありません。「早く飛べそうなちょうちょ」や「チョコレートが好きそうなちょうちょ」「はずかしがりやのちょうちょ」など、ファシリテーターがその場で決めたテーマに、どちらが合致しているかを考える「じゃんけん」なのです。色や形や線の調子など、いろんなことを読み取って考える遊びです。おあいこになりそうな時に、どうやって勝負をつけようか話し合うのも、大事な遊びであり学びです。小さい子と組になった大きな子は、「小さい子が勝てるテーマは何かな?」と考えてくれるかもしれません。ゆっくりのんびりと、一人一人と会話を楽しみながらじゃんけんをしたいと思います。
「あーととあそぶにわ」の後、展覧会を見に行くという方は、ぜひ並河作品に登場するちょうちょ達とも、お子さんのちょうちょをじゃんけん対戦させてあげてください。
*本プログラム内容は、公益社団法人日本環境教育フォーラムや公益財団法人キープ協会で実施しているネイチャーゲーム「葉っぱじゃんけん」を参考にさせていただきました。