講演会「キスリングとエコール・ド・パリ」
《サン=トロペでの昼寝(キスリングとルネ)》プティ・パレ美術館 / 近代美術財団、ジュネーヴ © Petit Palais / Art Modern Foundation, Genève
講演会「キスリングとエコール・ド・パリ」
本展の開催を記念し、本展監修者でエコール・ド・パリの研究者として知られるマイテ・ヴァレス=ブレッド氏による講演会を開催いたします。
エコール・ド・パリを代表する画家キスリングは、19歳でパリに出ると、ピカソ、スーティン、モディリアーニ、パスキンなど多くの芸術家たちと出会います。彼らに愛されたモンパルナスのカフェ「ラ・ロトンド」や「ル・ドーム」に足しげく通い、濃密な青春時代を過ごしたキスリング。第一次世界大戦後に、華やかな賑わいをみせるパリで、独自のスタイルを確立し、画家として成功を収めたキスリングは、モンパルナスを象徴する存在となりました。
本講演会では、近年のエコール・ド・パリ研究を踏まえながら「モンパルナスのプリンス」と呼ばれたキスリングの画業を振り返ります。
日時:2019年4月20日(土)14:00~
会場:東京都庭園美術館 新館ギャラリー2
講師:マイテ・ヴァレス=ブレッド氏(ポール・ヴァレリー美術館館長、国家遺産主任学芸員、本展監修者)
*逐次通訳がつきます
参加費:無料 ※ただし、「キスリング」展の入館料が別途必要。
定員:120名
- 申込方法:
- 受付を終了しました。多数のご応募ありがとうございました。
※申込が定員に達し次第、受付を終了します。お申込みいただいてから3日以内にはプログラムの詳細をお知らせするメールをお送りいたしますが、4日を過ぎても当館からの連絡がない場合には、通信トラブルの可能性がありますので、お電話でお問い合わせください。
お問合せ先
東京都庭園美術館 事業係「キスリング」展 講演会担当
Tel 03-3443-0201 Fax 03-3443-3228
E-mail:info@teien-art-museum.ne.jp
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関連展覧会
キスリング展 エコール・ド・パリの夢
2019年4月20日(土)– 7月7日(日)
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講師紹介
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マイテ・ヴァレス=ブレッド氏
ポール・ヴァレリー美術館[フランス/セット]館長、国会遺産主任学芸員
ルーブル美術学院卒、芸術文化勲章受章、レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ受章
フランス内外で多くの展覧会を手がけるコミッショナー。関連著書多数。
代表的な展覧会:
「画家そして評論家ヴラマンク」(シャルトル、アオスタ(イタリア)、1987-88年);「スーティン」(シャルトル、1989年);「ヴラマンク」(日本、1989年);「プルーストと画家たち」(シャルトル、1991年);「ヴラマンク」(日本、1991年);「マリノ・マリーニ-絵画」(シャルトル、1993年);「クレメーニュ」(シャルトル、1996年);「ヴラマンク」(日本、1996年);「ユトリロ」(ロデーヴ、1997年);「マルケ」(ロデーヴ、サンパウロ、1997年-98年);「フォービスムと評論」(ロデーヴ、トリノ、1999年);「ドラン-ヴラマンク、1990-1915」(ロデーヴ、2001年);「ルノワールと印象派の光」(パレルモ、ミラノ、ローマ、2002年-2003年);「ヴァン・ドンゲン、北と南」(ロデーヴ、2004年);「ボナール」(日本、2004年);「ブラックとフリエス」(ロデーヴ、2005年);「ベルト・モリゾ、複数の視線」(ロデーヴ、2006年);「オスカー・ゲーズ・コレクション」(ロデーヴ、2007年);「キスリング」(ロデーヴ、2008年);「ヴラマンク、フォービスムの本能」(リュクサンブール美術館、パリ、2008年);「ヴラマンク回顧展」(日本、2008年);「ボナール、日常を見つめる鋭い眼」(ロデーヴ、2009年)、「デュフィと地中海」(セット、2010年);「ホアン・グリス、形と色の韻」(セット、2011年);「サラ・ステティエと画家たち」(セット、2013年);「ミロ、無限の自由へ、無限に大きなものへ」(セット、2014年);「自由な形態、アヴァンチュールの歴史」(セット、2015年);「エルンスト-タンギ、シュールレアリスムの2つのヴィジョン」(セット、2016年);「エル・グレコ、一つの傑作、一つの展覧会」(セット、2017年);「絵画と詩、詩人たちが見たポール・ヴァレリー美術館の絵画」(セット、2018年)…