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重要文化財指定記念講演会 『朝香宮邸をめぐって―過去・現在・未来』

展覧会関連プログラム

重要文化財指定記念講演会『朝香宮邸をめぐって―過去・現在・未来』

このたび東京都庭園美術館の本館建築および土地・付属建造物は、意匠的に優れているとして国の重要文化財指定を受けることとなりました。それを記念して開催する本講演会では、これまでの朝香宮邸建築の歴史を振り返ると共に、現代における重要性、そして後世にこの文化財を残し伝えていくことの意義について、みなさまと考えていきたいと思います。

講師は朝香宮邸の「発見者」でもある建築探偵・藤森照信氏と、朝香宮邸をいつも熱いまなざしで見守ってくれているけんちく体操博士・米山勇氏です。

2015年7月25日(土)15:00~16:30(開場 14:30)
会場:東京都庭園美術館 新館ギャラリー2
講師:藤森照信(建築史家)、米山勇(江戸東京博物館)

参加費:無料(ただし展覧会入場料が別途必要です。一般800円など)
定員:120名

申込方法:
お申込みは締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

お問合せ先
東京都庭園美術館 事業企画係 記念講演会担当
Tel 03-3443-0201 Fax 03-3443-3228
E-mail:info@teien-art-museum.ne.jp

関連展覧会

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講師紹介

藤森照信(ふじもり てるのぶ)
建築史家、建築家、工学院大学特任教授、東京大学名誉教授。1946年長野県生れ。東京大学建築学専攻博士課程修了、東京大学生産技術研究所教授・工学院大学建築学部教授歴任。著書『路上観察学入門』『建築探偵の冒険東京篇』など東京建築探偵団・路上観察学会研究調査活動により1986年日本文化デザイン賞、著書『明治の東京計画』『日本の近代建築㊤㊦』など日本近代の建築・都市の研究により日本建築学会論文賞(1998年)、ほか著書多数。建築作品に「神長官守矢史料館」(1991年)「赤瀬川原平氏邸(ニラ・ハウス)」(1997年、日本芸術大賞)、「熊本県立農業大学校学生寮」(2001年、日本建築学会作品賞)、「たねや草屋根」(2015年)等多数。

米山勇(よねやま いさむ)
早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程修了後、日本学術振興会特別研究員、早稲田大学大学院非常勤講師、日本女子大学非常勤講師を経て、現在、東京都江戸東京博物館研究員。博士(工学)。日本近現代建築史、江戸東京の建築・都市史を専門に活躍している。日本銭湯文化協会理事。「『けんちく体操』ワークショップを中心とした建築教育プログラムの実践と普及活動」により、2013年日本建築学会教育賞(教育貢献)を受賞。著書に、『時代の地図で巡る東京建築マップ』(エクスナレッジムック)、『日本近代建築大全【東日本編】』『同【西日本編】』(講談社)、『けんちく体操』(X-Knowledge)、『米山勇の名住宅鑑賞術』(TOTO出版)など多数。

写真提供:後藤孝一朗氏