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「オットー・クンツリ展」シンポジウム 表現としてのジュエリー―その可能性

展覧会関連プログラム

「オットー・クンツリ展」シンポジウム
表現としてのジュエリー―その可能性

2015年12月6日(土)(日) 14:00~16:00(開場:13:30)
会場:東京都庭園美術館 新館ギャラリー2
入館者対象、無料(ただし、当日の展覧会チケットが必要)、事前申込制(先着順)

オットー・クンツリ展シンポジウム「表現としてのジュエリー– その可能性」を開催します。
ジュエリー、建築、ファッションの分野で活躍するゲストをお招きし、それぞれの視点や経験をふまえてジュエリーの可能性についてディスカッションします。

登壇者:
スーザン・ピーチ(ジュエリー・アーティスト、Schmuck2 企画)
鈴野浩一(建築家、トラフ建築設計事務所共同主宰)
山縣良和(ファッション・デザイナー、writtenafterwards代表)
関昭郎(当館事業企画係長・本展キュレーター)

登壇者プロフィール

  • スーザン・ピーチ
    ドイツ出身のジュエリー・アーティスト。現在ドイツと日本を拠点に活動している。自身の作品制作に加えて、1997年より「シュムック2」を主宰し、より広い射程で現代のジュエリーのコンセプトを反映するような包括的なプロジェクトを行っている。この活動を通じて、今日のジュエリーのコンセプトの新しい表現を模索するために、国際的でアートの分野を横断するコラボレーションに焦点を当ててきた。 パブリックスペースにおけるプロジェクト”Wrappinghood”(ミドルスブラ・モダンアート・インスティチュート、2005年)、ポスターを使用したプロジェクト”Glitz and then Some – Things in the Everyday Life of Art”、観客参加型の”Discursive Picnic”や“Handwerksmesse”(マキシミリアン・フォーラム、ミュンヘン、2011年)、ワークショップと展覧会によって構成された「JEWELLERY HYPERREAL – ジュエリーはいかにしてハイパーリアリティに移行できるか?」((PLACE) by method、東京、2012-14年)、身の回りのジュエリーを“ハント”する”Jewelry Hunting – Die Jagd nach dem Schmuckbild”や”HOCHsitz Atelier” (2013年)など、応用アートとファイン・アートの境界をつなぐコンセプトを用いてコンテンポラリー・ジュエリーの多様な解釈を提示している。また多数の刊行物によって、自身の活動や作品を積極的にドキュメント化している。
    www.schmuck2.de
  • 鈴野浩一
    1973年、神奈川県生まれ。96年、東京理科大学工学部建築学科卒業。98年、横浜国立大学大学院工学部建築学専攻修士課程修了。98~2001年、シーラカンス K&H勤務。02~03年、Kerstin Thompson Architects(メルボルン)勤務。04年、株式会社トラフ建築設計事務所共同主宰。建築の設計をはじめ、ショップのインテリアデザイン、展覧会の会場構成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作への参加など多岐に渡り、建築的な思考をベースに取り組んでいる。主な作品に「テンプレート イン クラスカ」「NIKE 1LOVE」「港北の住宅」「空気の器」「ガリバーテーブル」など。「光の織機(Canon Milano Salone 2011)」は、会期中の最も優れた展示としてエリータデザインアワード最優秀賞に選ばれた。11年、ビジュアルブック『空気の器の本』、作品集『TORAFU ARCHITECTS 2004-2011 トラフ建築設計事務所のアイデアとプロセス』(ともに美術出版社)、12年、絵本『トラフの小さな都市計画』(平凡社)を刊行。
    http://torafu.com/
  • 山縣良和
    1980年、鳥取県生まれ。2005年、イギリスの名門セントラル・セント・マーティンズ美術大学在学中にジョン・ガリア―ノのデザインアシスタントを務め、イタリアのインターナショナルコンペティションITS#three Italyにて3部門受賞。05年に同大を首席で卒業後、帰国。2007年に自身のブランド「writtenafterwards」を設立、2009年に《Arnhem Mode Biennale》(オランダ)でオープニングファッションショーを行った。2012年、日本ファッションエディターズクラブ新人賞受賞。2014年、毎日ファッション大賞特別賞を受賞。2015年、LVMH Prizeの選抜候補26名に日本人初として選抜される。2016年、パリColetteのウィンドウディスプレイを担当。文化、社会、教育、環境的観念を持ったコミュニケーションとしてのファッションの役割を提案、その実験、教育の場として「ここのがっこう」を主宰。 http://www.writtenafterwards.com/
申込方法:
定員に達しましたので受付を終了しました。

お問合せ先
東京都庭園美術館 事業企画係「オットー・クンツリ展」担当
Tel 03-3443-0201 Fax 03-3443-3228
E-mail:info@teien-art-museum.ne.jp