コンテンポラリー・ジュエリー界の巨匠の大回顧展(”THE EXHIBITION”)、東京に巡回
1960年代に生まれたコンテンポラリー・ジュエリーの動きに”コンセプチュアル・ジュエリー”という新たな方向性を打ち出したパイオニアであり、今もなお最も重要な存在であるオットー・クンツリ。2013年にミュンヘンのディ・ノイエ・ザムルング-国際デザイン美術館、2014年にローザンヌのMUDAC現代デザイン応用芸術美術館で行われた回顧展が東京都庭園美術館に巡回します。1967年から新作まで約200件のオットー・クンツリの作品を通して、「ジュエリーとは何か」という本質的な意味を問いかけます。
ジャンルを超えて
オットー・クンツリの表現はコンテンポラリー・ジュエリーの枠にとどまるものではありません。人間や社会にむけた鋭敏なまなざし、着想の先鋭性とウィットに富んだ表現、そして造形の美しさは普遍的な魅力をそなえています。本展は、今日の表現に関心のある全ての人々に向けたものです。
東京展のための新作
ミュンヘンとローザンヌの2会場で展示された作品に加えて、東京展のために制作された最新作をご紹介します。またインスタレーションを多く含む旧作も、東京都庭園美術館の特別な空間の中で新しい表情を見せるでしょう。美術家で映像ディレクターの山城大督氏とのコラボレーションによる映像作品も東京展ならではの見どころです。
コンテンポラリー・ジュエリーの世界をより深く
会期中、トークやワークショップ、建築やファッションの世界で活躍する注目のゲストを招いてのシンポジウムなど、ジュエリーの面白さを発見できる関連プログラムも充実。各プログラムの詳細は下記「関連イベント」の項目をご覧ください。