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TTM:IGNITION BOX 2015

イベント

TTM:IGNITION BOX(イグニションボックス)2015

東京都庭園美術館の空間を舞台に、映像、音楽、メディアアートが交差する、TOKYO発の多様なパフォーミング・アーツを紹介する新しいプログラム。 東京、そして世界でユニークな活動を行なっているスペシャリスト4人のディレクションのもと、分野横断的で、ダイナミック、実験的な表現が生まれる、いま、ここ—2015年の東京都庭園美術館(TTM)—は”発火装置”(Iginition box)になります。

河合政之=ヴィデオアート|澤隆志=映像|マイア・バルー=音楽|相馬千秋=演劇・パフォーマンス

会場|東京都庭園美術館 新館 ギャラリー2|プログラムDのみ本館
参加料|無料・「幻想絶佳:アール・デコと古典主義」展(2015年1月17日~4月7日)入場者対象

協力|WOOX INNOVATIONS

※各プログラムの詳細は決まり次第アップデートします。

PROGRAM_APROGRAM_BPROGRAM_CPROGRAM_D

PROGRAM_A|LIVE/VIDEO/PERFORMANCE ライヴパフォーマンスとしてのヴィデオアート

2015年2月7日(土) 14:00–17:30
会場:東京都庭園美術館 新館 ギャラリー2
定員:80名
*開演2時間前より本館ウェルカムルーム前で整理券を配布します。

ナム・ジュン・パイクのエンジニアだった阿部修也、実験映画 /ヴィデオアートのパイオニア飯村隆彦、中嶋興らによる、創成期の歴史的なヴィデオパフォーマンスを再演。ヴィデオアートにおけるライヴパフォーマンスの歴史を振り返り、その流れのもとに河合政之with浜崎亮太、西山修平など現代のヴィデオアーティストのパフォーマンスを紹介します。

ディレクション

  • 河合政之[ヴィデオアーティスト]
    映画、現代美術、メディア・アートを横断した幅広い作風と活動を展開するアーティスト。
    世界各国の映像祭や展覧会などにて作品発表、数々の賞を受けている。作品はNYクィーンズ美術館や国立国際美術館などに所蔵されている。2001年─2004年まで、NPO法人ビデオアートセンター東京代表。現在は、「Visual Philosophy」というコンセプトの新たなメディア文化を立ち上げるプロジェクトを活動中。

出演

  • 阿部修也[アーティスト/エンジニア]+瀧健太郎[ヴィデオアーティスト]
    ナム・ジュン・パイクと阿部修也によって開発されたパイク=アベ・ヴィデオ・シンセサイザー(1969)によるライヴパフォーマンス
  • 飯村隆彦[映像作家]
    「クロストーク・インターメディア」(1970)において実演されたヴィデオパフォーマンス《Outside/Inside》の再演
  • 中嶋興[ヴィデオアーティスト]
    中嶋がJVCと共同開発したANIPUTER(1982)による実演パフォーマンス
  • 河合政之[ヴィデオアーティスト]+浜崎亮太[ヴィデオアーティスト]
    アナログ映像機材によるヴィデオフィードバックライヴパフォーマンス
  • 西山修平[ヴィデオアーティスト]
    デジタルとアナログなリアルタイム編集によるヴィデオライヴパフォーマンス

ライヴパフォーマンスとしてのヴィデオアート 更に詳しく

PROGRAM_B|SCREENING/LIVE/TALK Sprout : レンズ系とジェネ系の世紀、ふたつの黎明

2015年3月22日(日) 前編/後編15:30–19:00
*時間が変更になりました。
会場:東京都庭園美術館 新館 ギャラリー2
定員:80名
*開演2時間前より本館ウェルカムルーム前で整理券を配布します。

往々にして、偉大な発見は黎明期にほぼ出揃ってしまいます。逆に、現在はその数ある発見で枝分かれした可能性の一つともいえます。このイベントでは、20世紀に試みられた撮影による映像表現の工夫と、21世紀の日本で様々なイノベーションがみられる計算による映像表現の工夫とを、同日2セッションで体験していただきます。

ディレクション

  • 澤隆志[キュレーター/映像作家]
    映像作家としての活動のかたわら、2000年から2010年までイメージフォーラム・シネマテーク、イメージフォーラム・フェスティバルのプログラム・ディレクターを務める。また、ロッテルダム、ベルリン、バンクーバー、ロカルノ等の国際映画祭や、あいちトリエンナーレ2013など国内美術館等にプログラム提供多数。主な映像作品に『特派員』(2000年)など。

1st SESSION:「ヴォードヴィルからアニメーションへ」
出演

  • 細馬宏通
  • しりあがり寿
  • 澤隆志

2nd SESSION:「即興と計算によるグルーヴ」
出演

    • SjQ++
      魚住勇太(ピアノ)、米子匡司(トロンボーン)、ナカガイトイサオ(ギター)、アサダワタル(ドラム)、大谷シュウヘイ(ベース)、Kezzardrix(映像)
  • 澤隆志

細馬宏通 しりあがり寿 SjQ++

PROGRAM_C|MUSIC/LIVEマイア・バルー LIVE

2015年3月28日(土)、4月4日(土)、4月5日(日) 19:30-20:30
*日程が変更になりました。
会場:東京都庭園美術館 新館 ギャラリー2
定員:80名
*プログラム開始2時間前(17時30分)より本館ウェルカムルーム前で整理券を配布します。
開場準備のため18時の閉館時に一度ご退館いただき、19時より入場のご案内をいたしますので、正門前にお集まりください。

日本の民謡や世界の様々な音楽をミックスした“ROOTS & FUTURE SOUND”を、初めて美術館を舞台に、スペシャルユニットで見せるライヴ・パフォーマンス。

ディレクション

  • マイア・バルー[音楽家]

    音楽家の父のもと幼少の頃より舞台を遊び場として育つ。16歳から東京を拠点に活動をスタート。「ネオちんどん」をはじめ、ジャズ、ワールド、ロック系など、数々のアーティストとコラボレーションを重ねる。2005年に初プロデュースのオムニバスアルバム「KUSAMAKURA」がフランス、カナダ、日本で発売され、2007年より日仏音楽の橋渡しをするイベント「CABARET SHINJUKU」をプロデュース。その後、初のリーダーバンドで活動し力強いライブパフォーマンスで話題を呼ぶ。現在はパリを拠点に日本の民謡をエレクトロなサウンドでアレンジした企画を中心に活動中。2014年12月にフランス、イギリス、日本で新アルバムをリリース。

出演

  • Maïa Barouh[ヴォーカル・フルート]
  • Minh Pham[ キーボード]
  • Anthony Fresneau[ドラム]
  • Leo Komazawa [パーカッション]
  • Michelle Michina[コーラス]

PROGRAM_D|AUDIO DRAMA TOUR
饗宴のあと アフター・ザ・シンポジウム

「幻想絶佳:アール・デコと古典主義」展会期中毎日実施
2015年1月17日(土)–4月7日(火) 10:00–18:00
会場:東京都庭園美術館 本館

戦前は皇族の邸宅として、戦後は外務大臣公邸として、高度成長期はプリンスホテル迎賓館として使用されてきた庭園美術館本館。いわば日本近代史の華やかな表舞台であったこの歴史的建物を「記憶の器」と捉え、そこにあり得たかも知れない過去、現在、未来の3つの時間が交錯するフィクションを創出します。観客はヘッドフォンを装着し自由に館内を回遊しながら、そこに存在するかも知れない人物達や空間、記憶との対話を通じて、自らも歴史と未来を繋ぐ「観客/登場人物」として「饗宴のあと」を体感することになるでしょう。

ディレクション

  • 相馬千秋[アートプロデューサー]
    フェスティバル/トーキョーの初代プログラム・ディレクターとして全企画をディレクション(2009-2013)。横浜の舞台芸術拠点「急な坂スタジオ」設立およびディレクション(2006-2010)。2012年よりr:ead(レジデンス・東アジア・ダイアローグ)ディレクター、文化庁文化審議会文化政策部会委員など。

演出・テキスト

  • 藤井光[美術家・映画監督]

テキスト

  • 深田晃司[映画監督]

音楽

  • 鈴木治行[作曲家]

アフター・ザ・シンポジウム 更に詳しく

お問合せ先
東京都庭園美術館 事業企画係 「イグニションボックス」担当
Tel 03-3443-0201 Fax 03-3443-3228
E-mail:info@teien-art-museum.ne.jp