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山本麻紀子ワークショップ「落とし物のお店」 【小学校3~6年生対象】

展覧会関連プログラム

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山本麻紀子 プロジェクト「落とし物のお店 ”ホリダし物”」(2015年・京都市)より

山本麻紀子ワークショップ「落とし物のお店」
【小学校3~6年生対象】

かつて小学生だった方へ
「装飾は流転する」参加作家の一人である山本麻紀子さんは、そこに暮らす人々との対話を通して、多くの人が日常生活では気付かずにいること、忘れていることに目をむけるプロジェクトを各地で行っています。今回は展覧会のテーマ「装飾」について山本さんが考えたことと関連付けながら、小学生を対象としたワークショップを行います。
道端で見つけた気になる形の石ころや、自分の家の引き出しの奥で忘れていた消しゴムなど、そこに転がっているものにふと目がとまり拾い上げるということは、誰しもあることだと思います。ありふれたものであっても、それを見つけて拾い上げたということは、きっとそこに何か物語を見出しているからです。そうした不意な出会い方をしたものを、山本さんは「落とし物」と呼んで、作品制作に生かしています。
このワークショップでこども達は、「落とし物」について自分で見出した面白さや物語を表現するという体験をします。日常をワクワク過ごす達人であるこども達ならではの、素敵なお店を一緒に作りたいと思います。かつて小学生だった方は、ワークショップには参加いただけませんが、12月16日にはお客さんとしてお店を楽しんでいただけます。こども達の「落とし物」について、話を聴きにきてください。


小学生のみなさんへ

アーティストは、不思議に思うことを楽しんで、自分だけではなくみんなで考えるための仕組みを作るのが得意です。今回、「装飾は流転する」展に参加しているアーティストの山本麻紀子さんは、「落とし物」について、みなさんとじっくり考えてみたいと言っています。「落とし物」と言っても、みなさんが考える「落とし物」とは、ちょっと違うかもしれません。そして、みんなでお店の名前やマークを考えて、お客さんとお話をする「落とし物のお店」を作るそうです。一緒にお店を作りたい人は、ぜひ参加してください。

全2日間のプログラム

1日目 2017年 12月  9日 (土) 13:30~16:00

「落とし物」との出会い方について・お店の名前やルールを考える・看板作り

2日目 2017年 12月16日 (土) 11:00~16:00

みんなで「落とし物」の見せあいっこ・お店の準備・お店開店・片付け
(お昼休みを挟んだプログラムなので、昼食の持参をお願いいたします)

*お店の営業日時は、12月16日(土)13:00~15:00です。

会場:東京都庭園美術館(集合場所などは、お申込いただいた方に別途ご連絡します。)
講師:山本麻紀子(「装飾は流転する」参加作家)

対象・定員:小学校3~6年生 2日間とも参加できる方対象 20名 先着でお申込みをお受けいたします。
参加費:1,500円(2日間あわせて)
持ち物:お申込みいただいた方に別途ご連絡いたします。
受付を終了しました。多数のご応募ありがとうございました。

  • 来館には保護者の方のお付き添いをお願いいたします。
  • プログラムの様子は、当館の活動記録のために撮影させていただきます。活動紹介や広報活動として、ウェブサイトやSNS、印刷物などに使用することがありますので、ご了承ください。
  • 手話通訳や車椅子介助などサポートが必要な場合は、お申込みの際に「美術館への連絡事項など」の欄に記入をお願いいたします。
  • 申込みが定員に達し次第、受付を終了します。お申込みいただいてから3日以内にはプログラムの詳細をお知らせするメールをお送りいたしますが、4日を過ぎても当館からの連絡がない場合には、通信トラブルの可能性がありますので、お電話でお問い合せください。
  • お申込みの際にご記入いただくメールアドレス・電話番号等の個人情報は、お申込みいただいたプログラムに関する連絡事項等を、当美術館からお伝えするために使用させていただきます。その他の目的に使用することはありません。

お問合せ先
東京都庭園美術館 事業企画係 山本麻紀子ワークショップ係
Tel 03-3443-0201 Fax 03-3443-3228
E-mail:info@teien-art-museum.ne.jp

講師紹介

  • 山本麻紀子 Makiko Yamamoto 1979年京都市生まれ。ロンドン滞在中に落とし物をテーマにしたプロジェクト《Lost and Found》を展開。ロンドンで拾った落とし物は、その後水戸芸術館での展示のために行ったプロジェクトである、水戸の街なかの商店をお店の人と一緒に修復する《Mending Mito》に活用された。(落とし物と装飾とがどうつながるのかも、プログラムの中で明らかになります!)