正門横スペースにて、日本大学理工学部建築学科の学生たちによる、日本の近代住宅模型の展示を2024年9月26日（木）から行います。

東京都庭園美術館本館は、朝香宮家の邸宅として建てられました。歴史的建造物を保存し、公開することで、その時代の暮らしや営みを現代に伝えることは、当館の運営方針のひとつです。

本展でご紹介する近代住宅の模型は、1：20というスケールで作られています。建物のディテールや家具の詳細まで表現できるスケールのため、模型を通して建築空間と暮らしを体験することができます。それは、当館の運営方針と通底するものであり、また近代都市の住形式に対する建築家たちの模索を垣間見ることに繋がります。

建築が好きな方々、人々の生活に結び付いた芸術に関心をもつ方々を含む、多くの方々が、模型を通じて日本の優れた住宅建築（都市住宅）に接する機会となれば幸いです。

会期：2024年9月26日(木)〜11月10日(日)
時間：10:00 – 18:00
会場：東京都庭園美術館 正門横スペース　
入場：無料
休館日：毎週月曜日（祝日の場合は開館、翌日休館）
主催：東京都庭園美術館、株式会社Fermier
監修：東京都庭園美術館館長 妹島和世
企画：日本大学理工学部建築学科
問い合わせ先：03-3443-0201