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講演会 「メディチ家と宝石、 ロレンツォ・イル・マニフィコ時代の結婚と美術」

展覧会関連プログラム


(左)ルイジ・フィアミンゴ(?) 《ロレンツォ・イル・マニフィコの肖像》 1550年頃
(右)ジョヴァンニ・アントニオ・デ・ロッシ 《ロレンツォ・イル・マニフィコの胸像》 1556-1560年頃
2点ともウフィツィ美術館(銀器博物館) ⓒFirenze, Gallerie degli Uffizi, Museo degli Argenti

講演会
「メディチ家と宝石、ロレンツォ・イル・マニフィコ時代の結婚と美術」

ルネサンス文化 が花開いたフィレンツェでは、メディチ家を筆頭とする富裕な市民たちによる市民文化、世俗的文化が発達しました。美術においても、聖堂を飾る宗教美術だけでなく、ボッティチェッリの《プリマヴェーラ》や《ヴィーナス誕生》に代表される、生活空間を飾る世俗的美術が生み出されました。そうした新しい美術は、結婚と深く関わっています。ルネサンス時代の結婚とはどのようなものだったのか、結婚と美術はどのように関係したのか、宝石はどのような役割を果たしたのか、といったことを分かりやすくお話ししたいと思います。

2016年4月23日(土) 14:00~15:30
※新館ギャラリー2入口にて12:00より整理券を配布いたします。
会場:新館ギャラリー2
講師:石鍋真澄(成城大学教授、本展日本側監修)

無料(ただし「メディチ家の至宝」展鑑賞チケットは必要です)・事前申込不要
定員:100名

*本プログラムは事前予約不要ですが、車椅子をご利用の方はスペース確保のため、事前にご連絡ください。

お問合せ先
東京都庭園美術館 事業企画係「メディチ家の至宝」講演会担当
Tel 03-3443-0201 Fax 03-3443-3228
E-mail:info@teien-art-museum.ne.jp

講師紹介

  • 石鍋真澄(いしなべ ますみ)1949年生まれ。東北大学大学院修士課程修了後、フィレンツェ大学に留学。現在、成城大学文芸学部教授。文学博士。専門はイタリア美術史。『ベルニーニ』『聖母の都市シエナ』(吉川弘文館)『ピエロ・デッラ・フランチェスカ』『ルネサンスの世紀』(平凡社)など著書多数。展覧会やテレビ番組の監修等も多数手がける。