トップ開催予定の展覧会 < ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力
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ブラジル先住民の椅子

南米大陸、ブラジル北部のアマゾン河やシングー川流域で暮らす先住民の人びと。彼らの作る一木造りの椅子は、動物のフォルムや機能的なフォルムに独特な幾何学模様が施されており、ユニークな造形作品として捉えることができます。元々、先住民にとっての椅子は、日常生活の中で使用したり、シャーマンによる儀式や結婚式等の特別な機会に用いるなど、彼らの生活や伝統、独自の神話と色濃く結びついており、コミュニティ内の文化的・社会的なシンボルでもありました。それが今日、コミュニティの外との繋がりから刺激を受けて、自らのアイデンティティを自然を捉える眼に求め、用途や伝統に縛られないより多様かつ自由な表現が生まれてきています。
本展は、ベイ・コレクションによるブラジル先住民の椅子約90点を取り上げ、彼ら独自の感性から生まれた造形に、人間の豊かな想像力の発露を読み取ろうとするものです。

ベイ・コレクションについて
ベイ出版は、ブラジル・サンパウロに拠点を持つ美術・建築関連の出版社です。社名のベイ(BEĨ)は、ブラジルの先住民の言葉で「もう少し」という意味を持ち、物事の限界に挑み克服しようとする同社の精神を表しています。同社は、出版事業の一方で15年以上前から先住民の手がける椅子の収集を行ってきました。彼らの活動は、先住民による製作物を単なる標本資料として見るのではなく、ブラジル独自の現代的表現として認め、その造形美について評価・普及することを意図するものです。
本展は、同社の持つ300点を超えるコレクションの中から、選りすぐりの作品を展覧する、世界でも初めての機会となります。

サマーナイトミュージアム(夜間開館)

7月20日ー8月31日までの毎週金曜は、夜21時まで開館します。 夜間開館実施日は学生証提示で17時以降の入場が無料になります。

展覧会基本情報

展覧会名:

ブラジル先住民の椅子
野生動物と想像力

会期:

2018年6月30日(土)〜 9月17日(月・祝)

会場:

東京都庭園美術館
東京都港区白金台5-21-9
ハローダイヤル 03-5777-8600

休館日:

第2・4水曜日(7/11, 7/25, 8/8, 8/22, 9/12)

開館時間:

10:00–18:00 (入館は17:30まで)
*7月20日〜8月31日までの毎週金曜は21時まで開館
(入館は20時30分まで)

観覧料:

  当日 前売・団体
一般 当日1,200円 前売・団体960円
大学生(専修・各種専門学校含む) 当日960円 前売・団体760円
中学生・高校生 当日600円 前売・団体480円
65歳以上 当日600円 前売・団体480円

*前売り券e+(イープラス) http://eplus.jpにて販売いたします。
*団体は20名以上。
*小学生以下および都内在住在学の中学生は無料。
*身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者一名は無料。
*教育活動として教師が引率する都内の小中・高校生および教師は無料(事前申請が必要)。
*第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料。

 

主催:

公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館、日本経済新聞社

特別協力:

ベイ出版

後援:

駐日ブラジル大使館 

協力:

CBMM

年間協賛:

戸田建設株式会社

LEI DE INCENTIVO ACULTURACBMM駐日ブラジル大使館BEĨブラジル政府

展覧会の見どころ

  • 日本初公開!先住民の『椅子』だけに絞ったコレクション
    ベイ・コレクションは、ブラジル先住民の椅子のみに特化した、世界最大規模のコレクションといえます。2018年現在、27部族に渡る、350点を超える数の椅子のコレクションを所有。本展は、ブラジル国外で公開される初めての機会となります。メイナクの人々の手がけた動物を象った椅子を中心に、選りすぐった17部族からなる椅子コレクションをご紹介します。
  • 建築家・伊東豊雄氏の手掛ける会場構成
    本展の会場構成は、2015年に「みんなの森 ぎふメディアコスモス」、2014年に「台中国家歌劇院」(台湾)を手掛けるなど、世界的に活躍を続ける建築家・伊東豊雄さんが手がけます。

    伊東豊雄さんからのメッセージ
    ブラジル先住民が一本の丸太から彫り出した椅子(ストール)は、実に力強いエネルギーに溢れています。この魅力をいかなる展示によって伝えることが出来るでしょうか。
    東京都庭園美術館は旧朝香宮邸(本館)とホワイトキューブ(新館)という対照的な空間に分かれています。装飾性の強い小部屋に分かれた本館では、抽象的な展示台を設けて椅子を浮き上がらせ、ワンルームの新館では沢山の椅子を床に置いて、座り込んで対面するような展示構成としました。 ブラジル先住民の椅子と展示空間のコラボレーションをお楽しみ下さい。

     

    プロフィール
    建築家。1941年生まれ。65年東京大学工学部建築学科卒業。主な作品に、「せんだいメディアテーク」、「多摩美術大学図書館(八王子)」など。ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞、プリツカー建築賞など受賞。

関連プログラム・関連講座

  • 講演会
    「メイナク兄弟との出会い」

    [予約・参加費不要]

    7月7日(土)14:0015:30

    講師:樋田 豊次郎(東京都庭園美術館館長、本展監修者)

    会場:新館ギャラリー2

    定員:120名

    参加費無料・ただし当日有効の本展チケットが必要

    詳細はこちらから

  • ギャラリートーク

    [予約・参加費不要]
    7月27日(金)、8月24日(金) 18:30−19:10
    7月13日(金)、9月7日(金) 15:00−15:40
    展覧会の見どころをご紹介します。

    参加費無料・ただし当日有効の本展チケットが必要

上段左から:ウルフ作(メイナク)《ジャガー》、制作者不詳(クイクロ)《サル》、カマリ作(クイクロ)《ホウカンチョウ》、ウルフ作(メイナク)《オウギワシ》
下段左から:制作者不詳(ワイワイ)《イス》、制作者不詳(カラジャ)《イス》、マワヤ作(メイナク)《サル》、制作者不詳(カヤビ)《バク》
すべてベイ・コレクション ⓒ BEĨ collection / by Rafael Costa

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