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オットー・クンツリ展

会期

20151010(土) - 1227(日)

時間

10 18

(入館は閉館の30分前まで。)
休館日
第2・第4水曜日
(10/14, 28・11/11, 25・12/9, 24)
*12月23 日(水・祝)は開館、翌24 日(木)休館。

観覧料
オンラインによる日時指定制です。
観覧料一覧
一般 団体
一般 1,000 800
大学生(専修・各種専門学校含む) 800 640
中学生・高校生 500 400
65歳以上 500 400
オットー・クンツリ展 のチラシ

概要

アートとしてのジュエリーを創造するコンテンポラリー・ジュエリーの分野を代表するオットー・クンツリ(1948年スイス・チューリッヒ生)。彼はジュエリーが持つ身体との関係性、さらに他者や社会と結びつけるコミュニケーションの触媒としての性格を巧みに利用して、ジュエリーを普遍的な人間存在や社会のメタファーへと変換させてきました。一貫してコンセプチュアルなアプローチを続けながらも、そのユーモア溢れる表現はコンテンポラリー・ジュエリーの世界にとどまらず、多くの人々に受け入れられています。
本展はドイツ・ミュンヘンのディ・ノイエ・ザムルング-国際デザイン美術館からスタートし、スイス・ローザンヌのMUDAC現代デザイン応用芸術美術館を経て、最終会場として開催される国際巡回展です。
東京展は、1967年の初期作から本展のための最新作まで長いキャリアを網羅するジュエリーのほか、写真、ドローイング、インスタレーション約200作品によって構成されます。

みどころ

コンテンポラリー・ジュエリー界の巨匠の大回顧展(”THE EXHIBITION”)、東京に巡回
1960年代に生まれたコンテンポラリー・ジュエリーの動きに”コンセプチュアル・ジュエリー”という新たな方向性を打ち出したパイオニアであり、今もなお最も重要な存在であるオットー・クンツリ。2013年にミュンヘンのディ・ノイエ・ザムルング-国際デザイン美術館、2014年にローザンヌのMUDAC現代デザイン応用芸術美術館で行われた回顧展が東京都庭園美術館に巡回します。1967年から新作まで約200件のオットー・クンツリの作品を通して、「ジュエリーとは何か」という本質的な意味を問いかけます。

ジャンルを超えて
オットー・クンツリの表現はコンテンポラリー・ジュエリーの枠にとどまるものではありません。人間や社会にむけた鋭敏なまなざし、着想の先鋭性とウィットに富んだ表現、そして造形の美しさは普遍的な魅力をそなえています。本展は、今日の表現に関心のある全ての人々に向けたものです。

東京展のための新作
ミュンヘンとローザンヌの2会場で展示された作品に加えて、東京展のために制作された最新作をご紹介します。またインスタレーションを多く含む旧作も、東京都庭園美術館の特別な空間の中で新しい表情を見せるでしょう。美術家で映像ディレクターの山城大督氏とのコラボレーションによる映像作品も東京展ならではの見どころです。

コンテンポラリー・ジュエリーの世界をより深く
会期中、トークやワークショップ、建築やファッションの世界で活躍する注目のゲストを招いてのシンポジウムなど、ジュエリーの面白さを発見できる関連プログラムも充実。各プログラムの詳細は下記「関連イベント」の項目をご覧ください。

展覧会基本情報

展覧会名
オットー・クンツリ展
会期
20151010(土) - 1227(日)
会場

東京都庭園美術館(本館・新館)

休館日
第2・第4水曜日
開館時間
10:00 - 18:00
  • (入館は閉館の30分前まで。)
観覧料
オンラインによる日時指定制です。
一般 1,000 (800)
大学生 800 (640)
中学生・高校生 500 (400)
65歳以上 500 (400)
  1. ( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。
    小学生以下および都内在住在学の中学生は無料。
    身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者一名は無料。
    教育活動として教師が引率する都内の小中・高校生および教師は無料(事前申請が必要)。
    第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料。
    前売り券e+(イープラス)にてオンライン販売いたします。 http://eplus.jp

主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館、東京新聞
協力
ディ・ノイエ・ザムルング−国際デザイン美術館(ドイツ・ミュンヘン)
後援
スイス大使館、ドイツ連邦共和国大使館、 東京ドイツ文化センター、スイス・プロ・ヘルヴェティア文化財団
年間協賛
戸田建設株式会社

関連イベント&プログラム

石井かほる舞踊公演「ハートが躍る」
[入館者対象・無料(ただし、当日の展覧会チケットが必要)
・事前申込不要]

2015年12月12日(土) 16:00~
会場:東京都庭園美術館 本館 大広間

出演:石井かほる(舞踊家、演出・振付家、舞踊教育)

演目:「ハートが躍る」 Part1「Mask」/Part2「Diary」
※上演時間約40分

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シンポジウム
表現としてのジュエリー– その可能性
[参加費無料(要展覧会チケット・事前申込制)]

2015年12月6日(日) 14:00−16:00(開場:13:30)
会場:新館ギャラリー2

講師:スーザン・ピーチ(ジュエリー・アーティスト、Schmuck2 企画)× 鈴野浩一(建築家、トラフ建築設計事務所共同主宰)×山縣良和(ファッション・デザイナー)× 関昭郎(当館事業企画係長・本展キュレーター)

定員:120名

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アーティスト・レクチャー
Komainu & Co.
[参加費無料(要展覧会チケット・事前申込制)]

2015年10月10日(土) 14:00−16:00(開場 13:30)
会場:新館ギャラリー2
定員:120名
*逐次通訳あり

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ワークショップ
「マテリアル・ワンダーランド」
[参加費有料・事前申込制]

2015年10月25日(日) 11:00−16:00

講師:嶺脇美貴子(ジュエリー・アーティスト/専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ講師)

定員:20名

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キュレーター・トーク
「アートを身につけるということ」
[参加費無料(要展覧会チケット・予約不要)]

2015年11月8日(日)14:00-15:30(開場:13:30)
会場:新館ギャラリー2
講師:関昭郎(当館事業企画係長・本展キュレーター)
定員:120名

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サテライト・プログラム「プレイ・ジュエリー」

ドイツ出身のアーティスト、スーザン・ピーチのディレクションによるプログラム「プレイ・ジュエリー」は、”コンテンポラリー・ジュエリー”の楽しさを発見するためのワークショップ、トーク、セミナーを美術館外で開催するものです。パブリックスペースで作品をプレゼンテーションする《モバイル・ギャラリー》などの展示も行われます。

「プレイ・ジュエリー」の詳細はこちらをご覧ください。

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