講義と実技を交えた茶室でのワークショップ「重文わかる茶会」を開催いたします。このワークショップでは、そもそも「茶会」とは?というお話しから、蹲(つくばい)での清め方、お菓子の食べ方などを体験していただき、最後に躙口(にじりぐち)から小間に入って薄茶で一服していただきます。
茶会はただ喫茶をするだけでなく、亭主が季節や年中行事等を考えながら趣向を凝らし、客はそれを感じ取って、お互いに心を通わせる場であることに気が付くと思います。
茶室「光華」は、旧皇族が邸宅敷地内に建て、そのまま現存する稀有な茶室であり、重要文化財に指定されています。秋の日本庭園に佇む茶室で、しばし日常の喧騒から離れ、ゆるやかな時をお楽しみください。
※今後の新型コロナウイルスの感染症の推移によっては、募集開始後でも延期あるいは中止となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
【事前申込制・有料】
日時 | 2022年11月19日(土) 第一席 10:30~11:30 第二席 11:45~12:45 第三席 13:30~14:30 第四席 14:45~15:45 第五席 16:00~17:00 |
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場所 | 東京都庭園美術館 茶室「光華」(重要文化財) |
講師 |
沼尻 真一/宗真(茶道家・陶芸家) 海老澤 紗衣香/宗香(茶道家・裏千家) |
定員 | 各席8名 ※各席とも定員を超過した場合は抽選 |
参加費 |
1名様1,000円 参加費とは別に、美術館への入場料(展覧会入場料又は庭園入場料)が必要です。 |
申込方法 |
下記申込フォームよりお申込ください。 1組2名までお申込みできます。ただし複数席へのお申し込みはご遠慮ください。 複数席へのお申し込みはすべて無効といたしますので、ご注意ください。 抽選の結果は、申込締切から5日以内にメールでお知らせいたします。 |
申込期間 | 2022年10月19日(水)10:00~10月30日(日)17:00 |
注意事項 |
参加は中学生以上とさせていただきます。 当選通知後の時間及び参加者の変更はお受けかねます。 雨天の場合も開催いたします。 ミニスカート、素足での参加はご遠慮ください。 アクセサリー類は外してご参加ください。 下記の【新型コロナウイルス感染症対策について】をお読みください。 |
【内容】
〇茶会の基礎知識に関する講義(10分、立礼席)
〇蹲(つくばい)の使い方(10分、露地)
※雨天時は広間の縁側にて沓脱石に手桶を置いて実習)
〇菓子の食べ方(10分、広間)
〇躙口(にじりぐち)から小間に入って抹茶で一服(10分、小間)
※雨天時は広間側から廊下伝いに小間に入室
【新型コロナウイルス感染症対策について】
ワークショップに参加される方は、以下の点についてご協力をお願いいたします。
・当日体調のすぐれない方は、参加をお見送りください。
・美術館の入口で検温をさせていただきます。
(37.5℃以上の方は入館できませんので、あらかじめご了承ください)
・手指の消毒の励行をお願いいたします。
・参加者は、喫茶時以外は、必ずマスクの着用をお願いいたします。
・喫茶時にマスクを外す際は、会話はお控えください。
・主菓子を容器のまま提供するなど、通常と異なる作法となる場面もありますがご了承ください。
・極力接触を避けるため、参加費については、つり銭のないようお願いいたします。
・その他、美術館の諸注意、指示に従っていただきますよう、お願いいたします。
沼尻 真一/宗真
茶道家・陶芸家
茨城県つくば市出身
多治見工業高校 陶磁科学藝術科卒業
裏千家学園茶道専門学校卒業/優秀賞
■第12回「現代茶陶展」TOKI織部大賞受賞
土岐市収蔵
■第19回美濃陶芸庄六賞茶盌展「庄六賞」大賞受賞
多治見市美濃焼ミュージアム永年保存
■第39回美濃陶芸展「中日奨励賞」受賞
■2018年から東京都庭園美術館茶室ワークショップ講師
海老澤 紗衣香/宗香
茶道家
茨城県笠間市出身
武蔵野美術大学卒業
裏千家学園茶道専門学校卒業
京都の中村外二工務店を経て現在に至る
海老澤宗香茶道教室主宰
■2017.7 3回完結茶道のきほん講座
■2018.1 「いばらき工芸大全Ⅲ 染色の巻」茶会
NUNU 須藤玲子氏とのコラボレーション
■2018.5 「marimekko SPIRIT」茶会
■2018年から東京都庭園美術館茶室ワークショップ講師
受付は終了しました。
お問合せ先
東京都庭園美術館 事業係 教育普及担当
Tel 03-3443-0201 Fax 03-3443-3228
E-mail:info@teien-art-museum.ne.jp