
庭園美術館の建物を見回してみると、至る所に「たてもの文様」(建築を装飾するためのデザイン。一般には「建築意匠」と呼ばれます)を見ることができます。
建築家がオリジナルで作ったデザインや、昔から受け継がれてきたモチーフなど、意味や思いがあって生まれてきた愛しい「文様」たちを採集して、それをそっと紙に写しとってみたら・・・。
ほら、文様探検が楽しくなってきた!
このプログラムは、造形作家の下中菜穂さんと東京都庭園美術館のコラボレーションで、美術館休館中の2013年から続けています。
おうちで作ってみよう!
庭園美術館の「たてもの文様」を、おうちにいる皆さんにお届けします。
台紙をダウンロードして、好きな色紙で作ってみてください。
切り出すだけでも楽しいけれど、いろんなところに貼ってみたり、飾ったり、光に透かしたり。文様を添えることで変化する物や空間の雰囲気を楽しんでほしいです。
もしかしたら、あたなのおうちや近所にも「たてもの文様」があるかもしれませんね。探してみましょう。写真を撮れば、同じ方法で作ることができますよ!
対象:カッター、ハサミが使える人(小さいお子さんが制作する場合には、カッターやハサミを使う作業は大人の方が手伝ってあげてください)
お問合せ先
東京都庭園美術館 事業係 教育普及 担当
Tel 03-3443-0201 Fax 03-3443-3228
E-mail:info@teien-art-museum.ne.jp
「たてもの文様帖」が、本になりました!
『ガジェットブックス シリーズかたち
キリガミ たてもの文様帖
日本のアール・デコ建築
東京都庭園美術館の巻』
(エクスプランテ刊)
東京都庭園美術館ミュージアムショップでも販売中です。
内容
● 切り紙図案 51種
● ブックレット(175×175㎜、112p)
● 切り紙用紙(色厚紙 4色・10枚)
価格:1,400円(税別)