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音楽で楽しむフランス絵本の世界 青柳いづみこによるドビュッシー『おもちゃ箱』

展覧会関連プログラム

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音楽で楽しむフランス絵本の世界
青柳いづみこによるドビュッシー『おもちゃ箱』

ドビュッシー研究家/演奏家として名高い青柳いづみこによる『おもちゃ箱』の公演を開催します。
ドビュッシー作曲/アンドレ・エレ著・絵『おもちゃ箱』は、1913年に出版されたピアノ譜です。「おもちゃたちは人間のように生きている」とエレが導入部に書き記しているように、おもちゃ箱から出てきた人形の少女、プルチネッラ(道化)、兵士が織り成すドラマが描かれます。本作は子どものためのバレエ音楽として作られましたが、プルチネッラと兵士が戦う場面もあり、人形劇の中に20世紀初頭の戦争の時代の人生が投影されています。
本プログラムでは、ピアノ、ナレーション、プロジェクターによるスライド上映により、『おもちゃ箱』の世界をお楽しみいただきます。

2018年3月30日(金) 18:30−(開場18:00)
会場:東京都庭園美術館 新館ギャラリー2
出演者:青柳いづみこ(企画・ピアノ・トーク)
村松稔之(カウンターテナー・ナレーター)

参加費:無料 ※ただし、当日有効の本展の展覧会チケットが必要
定員:100名

申込方法:
受付を終了しました。多数のご応募ありがとうございました。
  • 複数名でお申し込みの場合は2名様までお受けします。「その他美術館への連絡事項」欄にお連れ様のお名前と「2名での申し込みを希望」とご記入ください。
  • 申し込みが定員に達し次第、受付を終了します。お申込いただいてから3日以内にはプログラムの詳細をお知らせするメールをお送りいたしますが、4日を過ぎても当館からの連絡がない場合には、通信トラブルの可能性がありますので、お電話でお問合せください。
  • お申込の際にご記入いただくメールアドレス・電話番号等の個人情報は、お申し込みいただいたプログラムに関する連絡事項等を、当美術館からお伝えするために使用させていただきます。その他の目的に使用することはありません。

【出演者プロフィール】
青柳いづみこ

ピアニスト・文筆家
安川加壽子、ピエール・バルビゼの各氏に師事。東京藝術大学音楽学部、同修士課程を経てフランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。1989年、東京藝術大学大学院博士課程修了。「ドビュッシーと世紀末の美学」により学術博士号。平成元年度文化庁芸術祭賞受賞。演奏と文筆を兼ねる希有な存在として注目を集め、これまでリリースした11枚のCDが「レコード芸術」誌で特選盤となるほか、師安川加壽子の評伝「翼のはえた指」で吉田秀和賞、「青柳瑞穂の生涯」で日本エッセイストクラブ賞、「6本指のゴルトベルク」で講談社エッセイ賞、CD「ロマンティック・ドビュッシー」でミュージックペンクラブ音楽賞を受賞。近著に「ショパン・コンクール」(中公新書)、CDアルバムに「ドビュッシーの墓に」「ドビュッシーが見た夢」。テレビ朝日「題名のない音楽会」「フォルジュルネ音楽祭」等にも出演。日本ショパン協会理事。大阪音楽大学教授、神戸女学院講師。
公式HP:https://ondine-i.net
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/aoyagi.izumiko

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村松稔之
カウンターテナー
京都市立音楽高等学校(現京都市立京都堀川音楽高等学校)、東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業、 同大学院修士課程独唱科を首席にて修了。第20回ABC新人オーディション最優秀音楽賞、第16回松方音楽賞奨励賞、第12回千葉市芸術文化新人賞、第29回リトルカメリアコンクール金賞,併せて大阪府知事賞、第24回青山音楽賞新人賞、第34回飯塚新人音楽コンクール第2位、第13回東京音楽コンクール第3位を受賞。2017年上期野村財団奨学生。声楽を藤花優子、伊原直子、寺谷千枝子、R.バルコーニの各氏に師事。NHK•FM「リサイタル•ノヴァ」やABC放送にて大阪フィルとの共演などテレビ、ラジオに出演。カウンターテナーとして古楽から現代音楽まで幅広いレパートリー作りに取り組んでいる。 現在、ノヴァーラ.G.カンテッリ音楽院古楽科に在籍。ミラノ在住。
HP: https://toshi63-canto.jimdo.com
Facebookページ: https://www.facebook.com/toshiyuki.muramatsu.jp

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お問合せ先
東京都庭園美術館 事業企画係 「音楽で楽しむフランス絵本の世界」担当
Tel 03-3443-0201 Fax 03-3443-3228
E-mail:info@teien-art-museum.ne.jp