展覧会関連トークプログラム 第1回「アール・デコの世界」(同時通訳・手話通訳・文字表示支援あり)


展覧会「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル —— ハイジュエリーが語るアール・デコ」の開催を記念し、〈レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校〉の講師、へー・ベーイ氏とパトリシア・ジルカ氏によるトークプログラムを開催します。
アール・デコの旅:パリから世界へ、そして再びパリへ
1925年のパリ万博で、世界はアール・デコに出会いました。そのまばゆいモダニティは、あらゆる装飾芸術にインスピレーションを与えていきます。この革新の中心地となったパリでは、多くの国々が自国のクラフツマンシップ(職人技)を披露しました。フランスから世界へ、そして日本へ。アール・デコは広がり、朝香宮夫妻はヨーロッパでの見聞をもとに東京に自邸を建てます。
しかし、そもそも世界がパリの芸術家たちにインスピレーションを与えていなければ、アール・デコは存在しなかったでしょう。文様から素材まで、アジアや東洋はフランスの芸術家にとって重要なインスピレーションの源となっていました。
アール・デコへの旅とは、地理的な旅であると同時に、時代を超えた旅でもあります。この芸術潮流は、過去の芸術、例えば18世紀の様式に根ざし、影響を受けているからです。そして何よりも、時を超えるインスピレーションの源として、アール・デコは現代の創造性をも育み続けています。東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)は、まさにこうしたアール・デコの精神を今に伝える存在なのです。
展覧会「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル —— ハイジュエリーが語るアール・デコ」の詳細はこちら
画像 (左) ロングネックレス/1924年/プラチナ、エメラルド、ルビー、サファイア、オニキス、エナメル、ダイヤモンド/ヴァン クリーフ&アーペル コレクション (右) ヴァニティケース/1925年頃/プラチナ、イエローゴールド、パール、エナメル、ダイヤモンド/ヴァン クリーフ&アーペル コレクション 画像はすべて©Van Cleef & Arpels
- 日時
- 2025年11月9日(日)14:00~15:30(13:30受付開始)
- 場所
- 東京都庭園美術館 新館 ギャラリー2
- 対象
- どなたでも
- 定員
- 60名(事前申込制・応募多数の場合抽選)
- 講師
- へー・ベーイ (歴史学者、レコール講師)
パトリシア・ジルカ(歴史学者、宝石学者、レコール講師) - 参加費
- 無料 ただし、当日有効の展覧会「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル —— ハイジュエリーが語るアール・デコ」のチケット(日時指定予約制)または庭園チケットが必要です。 チケットの詳細はこちらのページ
- 申込期間
- 2025年9月16日(火)~10月14日(火)
- 申込方法
- 下記のフォームよりお申し込みください。1組2名までお申し込みできます。お申し込みは1回のみとし、重複のお申し込みは無効とさせていただきます。
お申し込み後は送付完了のメール通知が届きます。届かない場合はお申し込みが出来ていない場合がございますので、お確かめの上、美術館にご連絡ください。
抽選結果は、受付締切後1週間以内に担当者からメールでお知らせいたします。 - その他
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・日英同時通訳、手話通訳、文字表示支援(全て日本語のみ)がございます。
・手話通訳、文字表示を見やすい席をご用意しております。ご希望の方は、申し込みフォーム内の「その他美術館への連絡事項」にご記入ください。
・車椅子をご利用の方はスペース確保のため、申し込みフォーム内の「その他美術館への連絡事項」にご記入ください。
・席数確保のため、身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方で、お付添いの方もプログラムにご参加される場合は、申し込みフォーム内の「その他美術館への連絡事項」にご記入ください。
・プログラムの様子は、当館の活動記録のために写真及び動画で撮影させていただきます。広報や活動報告のためウェブサイトやSNS、印刷物などに使用することがありますので、ご了承ください。 - 企画協力
- レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校
展覧会関連トークプログラムの開催日
2025年11月9日(日)第1回「アール・デコの世界」
【申込期間】2025年9月16日(火)~10月14日(火)
2025年12月7日(日)第2回「アール・デコにおける素材の探求」」
【申込期間】2025年10月15日(水)~11月14日(金)
お問合せ先|東京都庭園美術館 「展覧会関連トークプログラム」担当
Tel 03-3443-0201 Fax 03-3443-3228
E-mail:events@teien-art-museum.ne.jp