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アール・デコの邸宅美術館 建築をみる2015 + ART DECO COLLECTORS

会期

2015718(土) - 923(水)

時間

10 18

ただし毎週金曜日は夜間開館のため21:00まで
(入館は閉館の30分前まで。)
会場
東京都庭園美術館(本館・新館)
休館日
第2・第4水曜日
<ただし9月23日(水・祝)は開館>
観覧料
観覧料一覧
一般 団体
一般 800円 640円
大学生(専修・各種専門学校含む) 640円 510円
中学生・高校生 400円 320円
65歳以上 400円 320円
アール・デコの邸宅美術館 のチラシ

概要

東京都庭園美術館では建物公開事業の一環として「アール・デコの邸宅美術館」展を開催いたします。本展は旧朝香宮邸そのものを鑑賞する「建築をみる2015」とコレクターたちが収集したアール・デコの名品による「ARTアールDECOデコCOLLECTORSコレクターズ」の2つの企画によって構成されています。
当館は、1933年に竣工したアール・デコ様式の建築を活用し、美術館として現在に至ります。その造形的な美しさは国内外の専門家から高い評価を受けており、このたび国の重要文化財の答申が出されました。「建築をみる2015」では、当館所蔵のオリジナルの家具や調度品等を用いて、本来の邸宅としての空間の再現を試みます。また、同時開催の「ARTDECOCOLLECTORS」では、アール・デコに魅せられた国内個人コレクターたちに焦点を当て、ポスター、ポショワール、ガラス、銀器、彫刻、家具等多分野に渡る特徴あるコレクションをご紹介いたします。
本展は、当館の建築とアール・デコに対する理解を深め、旧朝香宮邸を後世へとつないでいく一助となることを期待するものです。

旧朝香宮邸の重要文化財指定について
2015年5月15日(金)に開催された文化審議会文化財分科会の答申により、旧朝香宮邸は重要文化財(建造物)に指定されることとなりました。この建物は、朝香宮家の本邸として1933年に竣工した建築であり、戦後は外相公邸や、迎賓館として使用され、1983年に美術館として公開され現在に至っています。竣工から80余年が経った今も大きな改変が加えられることなく当時の姿を保っており、宮内省内匠寮による邸宅建築の頂点のひとつとして意匠的に優れている点などが高く評価されました。
重要文化財指定部分
旧朝香宮邸 四棟一基 本館、茶室、倉庫、自動車庫、正門、土地

みどころ

1.重要文化財の指定へー邸宅空間の再現展示ー

国の重要文化財に指定されることとなった旧朝香宮邸。本展では、文化財としての価値を伝えるために、オリジナル家具や調度を用いて竣工当時の空間の再現を行い、邸宅建築としての本来の姿をご堪能いただきます。

 

2.写真撮影が楽しめます(平日限定)

本展会期中は平日のみ本館内の写真撮影が可能となります。館内の写真撮影をご希望の方は、この期間にご来館いただき撮影をお楽しみください。(一部制限あり)

 

3.“香水塔”の3D調査結果の公開

専門家の調査により判明した、普段見ることできない香水塔の構造や知られざる製法について、3Dデータを元にした映像を交えてご報告をします。

 

4.知られざるアール・デコ、個人コレクター至高の逸品

 

5.旧朝香宮邸の夜の姿をじっくりお楽しみいただけます

展覧会会期中の毎週金曜日は21:00まで開館しております。(入館は閉館の30分前まで)

展覧会基本情報

展覧会名
アール・デコの邸宅美術館 建築をみる2015 + ART DECO COLLECTORS
会期
2015718(土) - 923(水)
会場

東京都庭園美術館(本館・新館)

休館日
第2・第4水曜日
開館時間
10:00 - 18:00
  • ただし毎週金曜日は夜間開館のため21:00まで
    (入館は閉館の30分前まで。)
観覧料
一般 800円 (640円)
大学生 640円 (510円)
中学生・高校生 400円 (320円)
65歳以上 400円 (320円)
  1. ( )内は20名以上の団体料金及び前売り〔e+(イープラス)オンライン販売のみ〕

  2. 小学生以下及び都内在住在学の中学生、身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方1名は無料

  3. 教育活動として教師の引率する都内の小・中・高校生及び教師は無料(事前申請が必要)

  4. 第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料

  5. 前売り券はe+(イープラス)にてオンライン販売いたします。 http://eplus.jp

主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館
協力
東京藝術大学、大倉陶園
出品協力
イセ文化財団、大村美術館、 オールファッションアート研究所
年間協賛
戸田建設株式会社

写真撮影について

  1. 撮影可能なのは、平日のみです。混雑が予想される土日祝日は安全確保のため、撮影をご遠慮ください。
  2. 撮影できるのは美術館本館内のみです。新館展示室での撮影はご遠慮ください。
  3. 安全確保のため、撮影をお断りするお声掛けする場合がございます(混雑時。階段付近など)。館内スタッフの指示にしたがってください。
  4. フラッシュ・三脚・レフ板・自撮り棒のご使用は御遠慮ください。
  5. 撮影は非営利目的の個人利用に限ります。
  6. 個人ブログ等での写真の公表にあたって、写り込んだ他の来館者の肖像権に触れる場合がありますので、ご注意ください。

関連イベント&プログラム

ワークショップ「たてもの文様帖」
[参加費:500円(ただし展覧会入場料が別途必要です)・事前申込制]

2015年7月18日(土)
1回目:10:30−13:00 2回目:15:00−17:30
会場:本館 中3階スタジオ
講師:下中菜穂(造形作家・もんきり研究家)

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重要文化財指定記念 講演会
「朝香宮邸をめぐって-過去・現在・未来」(仮)
[入館者対象・無料・事前申込制]

2015年7月25日(土)15:00−16:30
会場:新館ギャラリー2
講師:藤森照信(建築史家・建築家)、米山勇(建築史家・江戸東京博物館)

旧朝香宮邸の重要文化財指定の答申を機に、その発見から現在に至るまでの歴史について振り返ります。日本近代建築における位置づけや価値、今後の活用の展望について探ります。

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講演会「“香水塔”の謎:3D調査報告」
[入館者対象・無料・事前申込不要]

※日程変更となりました。
2015年8月29日(土)14:00−15:30

会場:新館ギャラリー2
講師:東京藝術大学総合芸術アーカイブセンター

当館のシンボルともいえる“香水塔”。2011年から始まった調査研究と分解を伴う修復作業によって明らかになった構造や製法、素材。知られざる香水塔の謎に迫ります。

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トークイベント
「“香水塔”を未来につなぐ:修復家からのメッセージ」
[入館者対象・無料・事前申込制]

2015年9月13日(日)15:00−16:30
会場:本館中三階スタジオ+展示室内
講師:佐野智恵子(工房いにしへ)

詳細はこちらから

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