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フランス国立ケ・ブランリ美術館所蔵 マスク展

会期

2015425(土) - 630(火)

時間

10 18

(入館は閉館の30分前まで。)
会場
東京都庭園美術館(本館・新館)
休館日
第2・第4水曜日
(祝日の場合はその翌日)
観覧料
観覧料一覧
一般 団体
一般 1,200円 960円
大学生(専修・各種専門学校含む) 960円 760円
中学生・高校生 600円 480円
65歳以上 600円 480円
フランス国立ケ・ブランリ美術館所蔵 マスク展 のチラシ

概要

謳え、踊れ、驚異の‘ハイブリッド’たちよ —

2006年にパリ、セーヌ河岸にオープンしたフランス国立ケ・ブランリ美術館。建築家ジャン・ヌーヴェルによる設計でも世界の注目を集め、パリの新たな名所として親しまれています。本展覧会は、アフリカ、アジア、オセアニア、アメリカから集められたマスク(仮面)をテーマに開催される、日本国内における同館初の大規模なコレクション展です。
仮面を身に着けることによって、人々は自然と向き合い、神や精霊といった目には見えない存在と通じ、物語を演じる表現者となりました。仮面は、肉体と意思をもつ人間と、それを取り巻く世界の境界に位置します。人は動物や精霊や神々、そして物語の登場人物を模(かたど)った仮面を纏い、時に音楽やリズムとともに踊り、舞い、それと一体化することによって、我と仮面(=他者)という両者の力を併せ持つ存在(‘ハイブリッド’)となって、未知なる時空の扉を開こうとしたのです。それぞれの土地の特質や文化を背景に、人々の様々な願いが反映された仮面たちは、溢れる想像力に満ちたユニークなかたちや素材、スケール感によって生み出されています。本展は、<今>に伝えられるマスクの生き生きとした魅力を展覧し、その表現の本質に迫ろうとするものです。(出品点数:約100点)

*ハイブリッド=ラテン語の<hybrida>から派生した英語の<hybrid>は17世紀初頭に現れ、「異種のもの、2つの異なる要素を組み合わせたもの、掛け合わせたもの」の意味に用いられる。近年では機械やテクノロジー等 の分野で頻繁に転用されているが、元来は魂を宿す生物を表わす言葉や概念であった。

展覧会基本情報

展覧会名
フランス国立ケ・ブランリ美術館所蔵 マスク展
会期
2015425(土) - 630(火)
会場

東京都庭園美術館(本館・新館)

休館日
第2・第4水曜日
開館時間
10:00 - 18:00
  • (入館は閉館の30分前まで。)
観覧料
一般 1,200円 (960円)
大学生 960円 (760円)
中学生・高校生 600円 (480円)
65歳以上 600円 (480円)
  1. ドレスコード割引「マスク(仮面)」
    本展のテーマに因み、マスク(仮面)及び顔のモチーフや模様を身に着けてご来館のお客様は100円引きでご覧いただけます。(他の割引との併用はいたしません)

    *医療用のマスクは割引対象にはなりません。
    *お客様と作品の安全確保のため、展示室内でのマスク(仮面)の着用はご遠慮ください。また、展示室以外でも警備上、マスク(仮面)を外していただくよう、お願いする場合がございます。

  2. ( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。
    小学生以下および都内在住在学の中学生は無料。
    身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者一名は無料。
    教育活動として教師が引率する都内の小中・高校生および教師は無料(事前申請が必要)。
    第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料。
    前売り券e+(イープラス)にてオンライン販売いたします。http://eplus.jp

主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館、朝日新聞社
共催
フランス国立ケ・ブランリ美術館
後援
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協賛
大日本印刷株式会社
協力
エールフランス航空
年間協賛
戸田建設株式会社

関連イベント&プログラム

20世紀の映像百科事典 
〈エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ〉上映会・番外編
[入館者対象・無料・事前申込不要]

2015年6月20日(土) 16:00〜17:30ごろ(開場 15:45)
会場:新館ギャラリー2
ゲスト:関根秀樹(古代技術史・民族文化研究家)
コーディネーター:下中菜穂(ECフィルム上映会チーム)

詳しくは>>>

20世紀の映像百科事典  〈エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ〉上映会・番外編 の写真

記念シンポジウム
[入館者対象・無料・事前申込不要]

2015年4月25日(土)14:00-16:00
会場:新館ギャラリー2

「マスク―精霊たちの美」

講師:
イヴ・ル・フル (ケ・ブランリ美術館 本展エグゼクティヴ・キュレーター)

「美術館という異界―プリミティヴ・アートは超えられるか」

講師:
川口幸也 (立教大学文学部教授)
イメージ画像はありません

レクチャー&デモンストレーション
[入館者対象・無料・事前申込制]

2015年5月9日(土) 1回目 13:00~14:30 / 2回目 15:30~17:00
会場:新館ギャラリー2
講師:友枝雄人(能楽師シテ方喜多流)

イメージ画像はありません

「仮面」をテーマにしたラーニング・プログラムを実施

「マスク展」期間中、本館1階ウェルカムルームにマスクで楽しむためのスペシャルコーナーを設置します。マスクを顔にあてて写真を撮れる「顔出さず写真館」の他、マスクからインスピレーションを得るストーリーテリングやいたずら描き等を楽しめます。小さいお子さんから大人まで、それぞれのクリエイティビティを発揮できる空間を提供します。

イメージ画像はありません

関連映像上映

エンサイクロペディア・シネマトグラフィカと国立民族学博物館ビデオテーク
会場:新館ギャラリー1、ギャラリー2

詳しくは>>>

「エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ」より パプアニューギニア コロゴの「マイ」仮面の登場 1973年撮影