東京都庭園美術館


みんなでつくる『たてもの文様帖』 東京都庭園美術館 × 下中菜穂

旧家丁・運転手室窓をモチーフにした切り紙

旧家丁・運転手室窓をモチーフにした切り紙
作った人にしむらさん

 庭園美術館の建物を見回してみると、至る所に「たてもの文様」(建築を装飾するためのデザイン。一般には「建築意匠」と呼ばれます)を見ることができます。
 それをそっと紙に写しとってみたら・・・。

 そんな小さな遊び心から、この「みんなでつくる『たてもの文様帖』」プロジェクトがはじまりました。建築家がオリジナルで作ったデザインや、昔から受け継がれてきたモチーフなど、意味や思いがあって生まれてきた愛しい「文様」たちを、自分の手でなぞりながらじっくり見てみましょう。ほら、「たてもの文様」を見るのが、楽しくなってきた!


正門の扉

作った人きょうこさん

旧殿下居間 通気口

作った人ナンシーさん

 「みんなでつくる『たてもの文様帖』」は、東京都庭園美術館×下中菜穂、ワークショップ「切り紙でつくる『たてもの文様帖』」に参加した方、そしてみなさんの発見によって作られる文様カタログです。さぁ、ご一緒に文様採集を楽しみましょう。
 伝統的な和風建築から、建ったばかりのマンションまで。職人さん入魂の欄間から、ちょっと小粋なブロック塀まで。みんなが見つけた「たてもの文様」をご紹介します。

今月の『たてもの文様帖』

2013年 柊の月

 鎌倉文学館(旧前田侯爵別邸)で実施したワークショップで生まれた作品をご覧ください。難易度の高いたてもの文様は「どこを切らずに残すか」がポイント。同じたてもの文様でも個性豊かですね。マンホールの蓋の模様や、近所の牛乳屋さんのガラス装飾も切ってみました。
 その他、投稿いただいた力作もご紹介。

作った人:作った人  つかまえた人:つかまえた人

鎌倉文学館 ステンドグラス

作った人どんぐりさん

作った人元島玲子さん

作った人武藤浩子さん

作った人とろびさん

作った人清水亮佑さん

作った人はるさめさん

鎌倉文学館
食堂のラジエーターカバー

作った人松本典子さん

作った人清水雄一郎さん

鎌倉文学館
ステンドグラス

作った人まきこさん

作った人165.さん

作った人EMIさん

鎌倉文学館近くの柴崎牛乳本店
鎌倉文学館の建物に感動した地元の大工さんが建てたそうです。

作った人いでさん

東京都庭園美術館
屋上展望室装飾

作った人Kazさん

作った人Taniguchiさん

作った人市橋昌枝さん

作った人高田さん

鎌倉市のマンホール
源氏の紋である「笹竜胆」が鎌倉市の市章になっているんですね。

作った人中臺さん

作った人かしわさん

鎌倉文学館の壁面装飾

東京都庭園美術館
書庫の天井装飾

作った人めるさん
「よく観察してみると何となくオリエンタルな雰囲気な気も?」

パリのアパルトマンの扉
つかまえた人かすみさん

作った人みはるさん
「コーナー4隅の三角部分には、少し曲線を足してみました。曲線を切るのが難しかったけど、楽しかったです。」


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