東京都庭園美術館


園内の彫刻ガイド当館の庭園に設置され、訪れる人々に親しまれている彫刻作品をご紹介します。

MAP番号@作品名:風
作家名:安田 侃(やすだ かん)
制作年:2000年
素 材:白大理石

〈作家解説〉
1945年、北海道美唄市生まれ。
東京芸術大学大学院修了。1970年にイタリア政府招聘留学生としてイタリアへ渡る。大理石の産地として有名なトスカーナ地方のピエトロサンタを拠点に、大理石とブロンズによる彫刻の創作活動を展開している。ミラノ、イギリスのヨークシャー彫刻公園、ロンドン、パリ、フィレンツェなどの野外彫刻展で世界的に高い評価を受ける。自然や都市空間のなかに違和感なく溶け込んでしまう魅力をもった作品群は、ヨーロッパの広場を飾るほか、国内でも東京国際フォーラム、アルテピアッツァ美唄など各地に設置されている。本作品は、東京都庭園美術館開催の「安田侃 野外彫刻展」(2001年4月〜2002年3月)を記念して設置された。

 

MAP番号A作品名:「ピルタイとパシュフル」Piltay and Pashhhur
作家名:ボアズ・バーディア(Boaz Vaadia)
制作年: 1992年

〈作家解説〉
イスラエル、1952年生まれ。

 

MAP番号B作品名: INSIDE OUT CBG-2
作家名:菅原 二郎(すがわら じろう)
制作年: 1991年
素 材:黒御影石

〈作家解説〉
1941年、奈良県生まれ。
東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。 1970〜84年にかけ、イタリア政府招聘給費留学生として イタリア・ミラノに滞在。現在、二科展評議員、大阪芸術大学教授。 1988年より制作を開始した《INSIDE OUT》 のシリーズは、四角形の石を割削してその内側が外部に現れたとき、どのような形態や感情が表れるかを試 みた作品群。

 

MAP番号C作品名: キリン(GIRAFFE)
作家名:ウォルター・ロータン (WALTER ROTAN)
制作年:1939年
素 材:ブロンズ、黒檀台座付き

〈作家解説〉
アメリカ人 (1912年生まれ)。
メリーランド・インスティテュート・オブ・ファイン・アーツとペンシルベニア・アカデミー・オブ・ファイン・アーツで学ぶ。ロータンの作品は、メトロポリタン美術館をはじめ、アメリカ国内の美術館で開催された展覧会で展示されている。

 

MAP番号D作品名:住まい(LA DEMEURE)
作家名:オシップ・ザッキン(OSSIP ZADKINE)
制作年:1963年
素 材:ブロンズ

〈作家解説〉
ロシア生まれ(1890-1967)。
早くからパリに出て、20世紀初頭のキュビスムなど前衛的な芸術運動に参加。アフリカ彫刻など原始美術の影響も受けながら、彫刻を抽象的な形態表現まで突き詰め、現代彫刻への道を拓いた。日本との関係も深く、1920年代・30年代には二科会などに出品をしている。
本作品《住まい》はパリ市から贈られたもので、台座には下記のように記されたプレートがある。
「東京都とパリ市の友好都市協定は1982年7月14日、鈴木俊一東京都知事及びジャック・シラク パリ市長により調印された。「住まい」と題するこの彫刻は、1963年、ザッキンが制作したものであり、両都市を結ぶ友好の絆の象徴としてパリ市から東京都に寄贈されたものである。 1989年10月」

 

MAP番号E作品名:座る豹(Panthere couchee)
作家名:エドゥアール・サンド(EDOUARD M.SANDOZ)
制作年:1930年
素 材:ブロンズ

〈作家解説〉
スイス生まれ(1881-1971)。
アール・デコの時代の代表的彫刻家。特に1920年代に動物彫刻で高い評価を得た。フランスやスイスを中心に、公のモニュメントを多数制作している。
本作品は、東京都庭園美術館開催の「エドゥアール・サンド彫刻展」(1995年12月〜1996年2月)を記念して、エドゥアール・エ・モーリス・サンド財団の協力により、ローザンヌ(スイス)のサンド邸の庭に置かれている《座る豹》を原型から1997年に鋳造し、設置された。

 

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