東京都庭園美術館


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 「展覧会もいいけど、建物をじっくり見たい」という声にお応えして年に一度開催している人気の建物公開展を、今年は桜の季節に開催いたします。アール・デコ様式の装飾をそのまま残す旧朝香宮邸の建物の歴史と美しさをご堪能ください。


入館料

一般                     800(640)円
大学生[専修・各種専門学校含む]   640(510)円
小・中・高校生および65歳以上     400(320)円

*( )内は20名様以上の団体料金 
*未就学児、障害のある方とその介護者1名、教育活動として教師の引率する都内の小・中・高校生および教師は無料(事前の申請が必要)




Admission
-Adults 800 (640) yen
-College and university students (including junior college and technical school students) 640 (510) yen
-Seniors (65 and above) 400 (320) yen
-Elementary school students and junior and senior high school students 400(320) yen
-Preschool-aged children Free
*Figures in parentheses are group admission fees (for groups of 20 or more).
*Admission is free for any person with a Japanese government-issued handicapped handbook and his or her accompanying aide.
*Admission is free for teacher-led student groups from Tokyo visiting as part of their educational activities. (This program is available for elementary, junior, and senior high school students. Prior application is required.)

主催: 財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館
後援: 東京都
協賛: 戸田建設株式会社、東京ガス株式会社

記念講演会


アール・デコ様式の旧朝香宮邸
 当館は、1933(昭和8)年に竣工された旧朝香宮邸(東京都指定有形文化財(建築物))をそのまま美術館として公開しているものです。
 建物は、1910年代から30年代にかけてヨーロッパを中心に全世界を席巻した「アール・デコ」と呼ばれる装飾様式を取り入れています。アール・デコ様式の建築自体は世界中で数多く作られましたが、オリジナルの装飾がそのまま現在まで残されている作例は少ないことから、世界的に高く評価されています。
 特に、フランスの装飾美術家アンリ・ラパンに委嘱した内装デザインは、フランスのアール・デコの粋を伝える華やかなもので、彼の指揮のもと、ガラス工芸家のルネ・ラリックや金属工芸家のレイモン・シューブらもデザインに携わりました。ラリックが制作した玄関扉のガラスレリーフや、ラパンがデザインした室内噴水(現在、「香水塔」と呼ばれています)など、客室を中心としたパブリックスペースの華やかな内装が当館の見どころです。
 その他、2階の寝室や居間には、部屋ごとに異なるデザインの照明器具や通気口、ラジエーターカバーが使われており、様々な発見が楽しめます。
 展覧会を開催している期間中は、展示ケースや仮設壁などに隠れてしまい、装飾が見えないこともございますが、本展期間中は極力オリジナルの姿をお楽しみいただくようにしております。

関連作品・資料も多数展示
 建物公開展では建物の魅力を楽しんでいただくため、関連作品・資料の展示も多数行います。
◆ルネ・ラリックの花瓶・カーマスコットなど
 アール・デコを代表するガラス工芸家ルネ・ラリックのデザインによる装飾は、当館建築の3箇所で使われています。そのラリックがデザインした花瓶や電気燭台、カーマスコットなどを展示し、アール・デコのデザインを堪能します。
◆竣工写真など
 旧朝香宮邸が建てられた時の記録を紐解き、デザインの源泉や材質などを解説します。
◆アール・デコ博関連資料
 施主である朝香宮夫妻が訪れ、その装飾様式に感銘をうけたというアール・デコ博(正式名称は現代装飾美術・産業美術国際博覧会。1925年パリにて開催)の写真や公式ドキュメントなどを展示し、当館デザインとの共通点を探ります。
◆普段公開していない部屋も公開
 宮家の家族が普段使用していた「小食堂」や、温室として使われていたという市松模様の大理石がモダンな「ウィンターガーデン」も、本展期間中は公開いたします。

展覧会を楽しむポイント


庭園美術館での観桜
 当美術館の桜は、本数は約40本と多くありませんが、正門から美術館にかけてのアプローチにあるソメイヨシノが、毎年見事に咲き誇ります。多くの人で賑わう有名なお花見スポットとは違い、桜がドラマティックに咲く中、美しい洋館に足を運ぶという静かな観桜をお楽しみください。今回は、美術館の2階展示室のカーテンを開けて、建物の中からも桜を楽しんでいただけるようにいたしました。
 また、夕方から春宵の光の中で桜をご覧いただくため、期間中の金曜日・土曜日は開館時間を延長し、午後8時まで開館いたします。

  *ただし庭園は午後6時で閉園いたします。
  *アルコール類の持込や、大人数によるご宴会などはお断りしております。
   美術館内の庭園ですので、節度ある利用をお願いいたします。

ミニコンサート
 会期中の金曜日、館内でピアノの生演奏を行います。演目はフランスの作曲家、エリック・サティのピアノ曲。みんなが椅子に座って一生懸命「鑑賞」するコンサートという形式を嫌い、聴くともなしに聴こえてくる邪魔にならない音楽「家具の音楽」を目指したサティの曲にふさわしく、演奏家が気がむいたときにふらりと現われて演奏を始めます。音楽がはじまっても、どうか音楽にだけ集中せず、音の漂う展示室を遊歩しながらお過ごしください。
 演奏は、サティ演奏・研究の第一人者として知られる島田璃里[りり]さんです。 詳細はこちら 
今年も写真撮影OK
 アール・デコ様式の建物の中で写真を撮りたい、という要望は常に多くのお客様からいただいていますが、展覧会開催期間中は展示ケースや仮設壁で館内の装飾が隠れてしまっている部分もありますし、著作権などの問題から、撮影はお断りしております。
 しかし、建物公開の期間中は、一定のマナーを守っていただいた上で、写真撮影をOKとします。照明器具や通気口などの館内の装飾を撮影していく方もいらっしゃいますし、アール・デコの装いで記念撮影をしていかれる方もいらっしゃいます。思い思いに庭園美術館を写真に収めて楽しんでいただければ幸いです。

 撮影の際のお願い
  *商業利用を目的とした撮影はご遠慮ください。
  *階段など、足場の不安定な場所での撮影は 安全のためお断りしておりますので、館内の掲示や係員の指示に
    従ってください。
  *一部、著作権保護のため撮影いただけない展示箇所もございます。
  *ストロボ・フラッシュ、一脚・三脚、レフ板などの道具を使用した撮影は、他のお客様のご迷惑になりますので、
    ご遠慮ください。

関連企画


夜間開館
 会期中の金曜日・土曜日は、午後8時まで開館します。
3月26日(金)、3月27日(土)、4月2日(金)、4月3日(土)、4月9日(金)、4月10日(土)
 なお庭園は、安全のために平常通り午後6時で閉園いたしますのでご了承ください。
ミニコンサート
 フランスの作曲家エリック・サティの曲を、サティ演奏・研究の第一人者として知られる島田璃里[りり]さんが演奏します。コンサート形式の演奏会ではなく、館内に漂うBGMとしてお楽しみいただきます。
3月26日(金)、4月2日(金)、4月9日(金)
各日午後5時と午後6時45分の2回 1回30分程度を予定しております。
フロアレクチャー
3月29日(月)、4月5日(月)、4月10日(土) いずれも午後3時30分から40分程度
 


 

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